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第19話 魔王様、混乱する

Auteur: 波 七海
last update Date de publication: 2026-01-19 20:05:39

 シャーロットが目を覚ましたのは、先日までリンレイスが寝室として使用していた部屋であった。

 いや、一瞬、刹那の間だけバムロールのものでもあったのだが誰も覚えてなどいないだろう。

 まずは引っ越し……となるはずなのだが、ほとんど一般人と変わりのない生活を営んでいたシャーロットに神星樹城ヴァンドスラシルに運び込む家具などない。

 代々の妖精王が使用して来た家具をそのまま利用するのみである。

「あー眠……やっぱりベッドは寝心地が悪いわね……まゆの結界で寝ようかしら」

 ベッドの上に上体を起こして大きく伸びをする。

 一応はふかふかな生地がふんだんに使用されているのだが慣れないものは仕方がない。

「おはようございます。魔王陛下。ご気分は如何いかがですか?」

 声の方へ目を向けると、フェイトがにっこりと笑んでいる。

 広い室内には
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